eMAXISslim米国株式(S&P500)か楽天全米株式インデックスファンド(楽天VTI)どっちがいいか解説
米国に投資する投資信託での選択肢としては、
この2択で迷う方が多いと思います。
今回はこの2つでどちらに投資した方がいいのかを解説していきます!
どちらの利回りがいいか比べてみた
eMAXISslim米国株式(S&P500)
設定日から2019年7月31日までのトータルリターンが
6.82%ありました。
楽天・全米株式インデックスファンド
2019年7月31日までの1年間のトータルリターンが
6.04%ありました。
気持ちeMAXISslimの勝利!
ただしどちらも設定されてから年数が経っておらず
このデータも1年のデータという事であまり参考にはならないかと思います。
S&P500とVTIの利回りを比べてみた
それぞれ設定さらてから年数が経ってないという事なので
それぞれが投資しているS&P500とVTIのリターンを比較してみました。
株価はVITの勝利!
こちらの写真は10年間の株価チャートになります。
青がVTIで黄色がS&P500になります。
両方ともスタートから伸びてはいるものの若干VTIの方が上ですね!
ただしVTIには信託報酬が掛かる
つまりS&P500は経費率が0でVTIは経費率を考慮しなければなりません。
リターン(利回り)
経費率を考慮して両方のリターン(利回り)を出してみました。
- S&P500・・・ 8.8%/15年
- VTI ・・・ 8.7%/15年
このような結果になりました。
正直あまり差はないですね。
データ(数字)で見るよりも大事な事
正直数字で比較するとあまり差はないという事になります。
(ただ数字で見るとeMAXISslimの方が若干有利ではありますが)
それよりもS&P500とVTIの投資先の方が重要ではあります。
S&P500の投資先
S&P500は選ばれた米国の500社に対しての指数になります。
簡単に言うと米国の上位500社に投資する事になります!
VTIの投資先
米国の約4000社に分散投資されています。
この数字は米国市場に上場している約99.5%にまで及びます。
つまりこれを買うだけで米国市場にまるごと分散投資出来ちゃいます!
どっちがいいの?
過去のデータは先ほど紹介したデータの様にS&P500の方が若干上ではあります。
ただし未来の事は分からないという事から完全に好みの問題となります。
S&P500は成功しているエリート企業にのみ投資されている。
VTIは小型株も含まれる訳なのでリスクは分散されますが、もちろん足を引っ張る企業にも投資されてしまいます。
どちらがいいかはご自身で判断するしかないかと思います。
過去(長期投資)は小型株は足を引っ張っていた
過去のデータで長期投資を行っていた場合だと
大型株にのみ投資していた方が利回りは良かったです。
(ただし不況時は小型株が勝っていた事実もある事から
好況時は大型株を買い、不況時は小型株を買うという手法もある)
個人的見解
私の個人的な意見でいうと
過去の長期目線で見ると小型株が足を引っ張っていたけれども
今後は時代が変わって大企業よりも中小企業がどんどん上がっていく時代になると予想します。
つまり数字でみると大差ないのでどうせなら
中小企業の盛り上がりにも投資しておきたいと考えています。
なので私は楽天VTIを大きく買っております。
まとめ
色々と書いてきましたがざっくり言っちゃうと
どちらに投資しても最適解にはなりうるという事になります。
つまり結局は自分で好きな方に投資するのがいいかと思います!
ちなみに私の場合は楽天VTIを大きく買っていますが、eMAXISslimの方にも投資している優柔不断っぷりです(笑)
参考になれば幸いです。
これからも勉強して皆で自由で豊かな人生手に入れちゃいましょう!
YouTubeでも解説しました!
eMAXISslim米国株と楽天VTIどっちがいいのか解説【投資信託】